白血球の約60%を占めるもの、それは顆粒球です。顆粒球は、細胞を染めたときにどのように染まるかの違いによって 好中球 、 好酸球 、 好塩基球 の3分類に分けられています。酸性色素で染まるのが好酸球で、エオシンに染色され、ピンク色になります。
血液の中にある赤血球や白血球、リンパ球などは、骨髄の中にあるたった1種類の造血幹細胞(かんさいぼう)から生まれます。造血幹細胞から、それぞれの血液細胞に分化していきます。
血球の寿命はそれぞれで違い、赤血球はおよそ120日ですが、白血球(顆粒球)は6?8時間、血小板は8?10日くらいです。
1mm3の血液中でその数を比較すると、赤血球は約450万個、白血球は5000個、血小板は約15万個になります。